「中小M&Aガイドライン」の遵守について
中小M&Aガイドライン第3版を踏まえた重要事項説明と支援方針を掲載します。
消防設備M&A総合センターは、中小企業庁の「中小M&Aガイドライン(第3版)」を踏まえ、重要事項の説明、秘密保持、利益相反管理、手数料表示、不適切な買い手の排除、最終契約リスクへの説明を重視して支援します。
遵守方針
運営会社である株式会社M&A Doは、中小企業庁のM&A支援機関登録制度に登録されたM&A支援会社として、依頼者の利益、説明責任、支援品質を重視します。制度・補助金等の適用可否は案件ごとに最新情報を確認します。
重要事項の説明
契約前に、支援範囲、報酬、秘密保持、直接交渉制限、専任条項、テール条項、解除条件、依頼者が負担しうる外部費用、仲介とFAの違い、最終契約に向けた主なリスクを説明します。説明内容は、必要に応じて書面やメールで確認できる形にします。
手数料の明確化
譲渡企業様からは、着手金・中間報酬・成功報酬を含め、当センターがM&A支援手数料をいただくことはありません。大手他社では最低成功報酬が2,500万円程度に設定される例もあるため、費用負担の違いを明確に説明します。
不適切な買い手の排除
買い手候補について、資金力、買収目的、反社会的勢力との関係、過去のトラブル、従業員・顧客への対応姿勢、消防設備業界への理解を可能な範囲で確認します。最終契約後の不履行や経営者保証の移行不履行など、不適切な譲り受け側に関する懸念がある場合は、候補先選定や情報開示を慎重に行います。
秘密保持と段階的開示
社名、顧客名、対象物名、点検台帳、契約単価、従業員情報などは、検討段階に応じて匿名化・概要化・NDA後開示を使い分けます。候補先へ不要な詳細情報を先に開示しません。
利益相反管理
買い手・譲渡企業双方に関係する立場、買い手側から受領する報酬、紹介料、提携関係など、判断に影響しうる事項は説明します。特定候補先への不当な誘導を避け、複数候補の比較材料、譲渡企業様の優先条件、外部専門家やセカンドオピニオンの活用余地を整理します。
消防設備業界で確認する事項
- 消防設備士、点検資格者、電気工事士等の資格者体制と承継可能性
- 法定点検、保守契約、緊急対応、消防署対応、報告書管理の継続性
- 協力会社、主要顧客、対象物属性、契約更新時期、改修提案の状況
- 従業員雇用、資格取得支援、現場責任者、PMI時の引継ぎ計画
外部専門家・セカンドオピニオン
法務、税務、会計、労務、許認可、登記、経営者保証、消防法対応などは、必要に応じて弁護士、税理士、公認会計士、司法書士、行政書士、社会保険労務士等への確認を推奨します。契約締結前や重要な条件判断の場面では、セカンドオピニオンの取得を妨げません。
広告・営業方針
根拠のない価格保証、過度な期待を与える表現、秘密情報の不必要な取得、意思決定を急がせる営業は行いません。譲渡企業様の手数料0円の範囲、外部費用、候補先探索の不確実性を分けて説明します。
最終契約・経営者保証
株式譲渡契約、事業譲渡契約、表明保証、補償、競業避止、従業員・顧客対応、許認可・契約承継、経営者保証の解除・移行等は、成約後のトラブルにつながりやすい事項です。必要に応じて専門家確認を行い、契約書や説明書で条件を確認することを推奨します。
2026年6月23日確認の補足
中小M&Aガイドライン第3版の趣旨を踏まえ、消防設備業の会社譲渡で特に説明すべき契約条項、買い手確認、最終契約リスクを補足します。
仲介・FAの違いと支援範囲
契約前に、当センターが担う支援範囲、仲介・FAの違い、譲渡企業様から受領する手数料0円の範囲、買い手側報酬や紹介料の可能性、外部専門家費用や実費の扱いを説明します。
専任条項・直接交渉制限・テール条項
専任条項、直接交渉制限、解除条件、テール条項が関係する場合は、対象者、期間、発生条件、例外、依頼者が負担し得る事項を確認します。紹介後一定期間に直接成約した場合の扱いも、誤解がないよう事前に説明します。
ネームクリアと不適切な買い手排除
候補先へ会社名、所在地、顧客名、対象物名等を開示する前に、原則として譲渡企業様の確認を行います。買収意思、資金力、反社会的勢力との関係、過去のトラブル、従業員・取引先への姿勢、有資格者・施工管理・点検体制への理解を確認し、不適切と判断される候補先への開示を抑制します。
最終契約・経営者保証の確認
表明保証、補償、競業避止、従業員処遇、取引先承継、許認可・資格者体制、リース・借入・経営者保証の扱いは、最終契約前に専門家確認を推奨します。保証解除・移行は金融機関等の判断を伴うため、成約条件とは分けて確認します。
